LFP(ローカルフードプロジェクト)について

令和5年度　北海道LFP　に参加し、活動した内容をまとめております。

キックオフミーティン開催

「地域食農連携プロジェクト（北海道LFP）」がオンラインで開催され、昨年度の活動内容や、他地域(宮崎LFP・京都LFP)のプロジェクトをご紹介いただきました。

ビジネスアイデアプレゼン会の実施

北海道LFPでは8つのビジネスアイデアや活用したい地域資材についてのプレゼンが行われました。
「有限会社ヤマキュウすずき物産」では『CAMP de GOHAN』をベースに北海道内の各お米をパックし、道内産のブランド米の普及をサポートしていくプロジェクトを発表いたしました。また北海道LFPは輸出を主軸においた取組であるため、海外流通についても目標を掲げさせていただきました。

第1回戦略ミーティング

前回のプレゼン会から引続き7つのプロジェクトが参加し、チームごとに意見交換などを行いながら各プロジェクトのブラッシュアップを図りました。弊社のプロジェクトも「お米」への更なる付加価値の創出やパッケージについて、様々な意見を交わしました。また原料となるお米についても輸出するにあたって課題やリサーチすべきことなど、学びの多い時間となりました。

協業していただいたJA北いしかり様のお米を使い「北えがお」祭りでテスト販売を実施しました。

また「北欧の風　道の駅とうべつ　農産物直売所　はなポッケ道の駅店」でも期間限定で北えがおラベル商品を販売しました。

第2回戦略ミーティング

第１回に引続き、プロジェクト提案商品について様々な意見交換を行いました。今回は各チームに実際に海外の方に入っていただき、多角的な視点で、より具体的な輸出に向けての取組について意見を出し合う場となりました。

●インバウンドとして来日外国人の方々にキャンプ場やグランピング施設で日本のお米の炊飯体験をしてもらう

●自国に戻った後も日本のお米を食べたいと思ってもらい、ニーズを作り出す

といったような戦略アドバイスもいただきました。また別チームではありますが、道内の農産物を使ったタレやドレッシング作りを得意とされている旭川にある日本醤油工業株式会社様のミーティングに弊社スタッフも参加させていただき、韓国の食事スタイル(ご飯やおかずに自分好みの調味料をかけ、味の変化を楽しむ)を参考に、お米に会うタレの開発で協業出来ないか相談させていただきました。

9/20に発売された北海道じゃらんに、

JA北いしかり様
道の駅「北欧の風とうべつ」様
有限会社ヤマキュウすずき物産

を掲載し、道の駅６周年に合わせ、9/23日に1日限定の即売会を実施しました。

中央LFP事務局主催　ビジネスアイデアプレゼン会参加(東京会場)

北海道LFPで行ったプレゼン内容を他県で発足したLFP事業者様が集まる場で発表させていただきました。プレゼン後の質疑応答では防災・備蓄米としての展開も踏まえ、「防災キットとして鍋や火種とも一緒に販売できないか」とのご意見や、耕作放棄地の課題についても触れていただきました。また弊社のプロジェクトが翌日の日本農業新聞にも掲載されました。

「LFP」マーク使用許諾

「有限会社ヤマキュウすずき物産」が立ち上げたプロジェクトが北海道で初めて「LFP」マークの使用許諾を得ました。

パッケージデザインをリニューアルを重ね、「アウトドア×イノベーション」や「食クラフェア」など、道内の様々な相談会・商談会に参加させていただきました。

食クラでマッチングした名古屋の量販店様に2024年３月にテスト販売の実施をしていただきました。

中央LFP　ビジネス商談会

９月の中央LFPビジネスアイデアプレゼン会ではサポーター企業として登録されている皆様と商談の他、今後商流に乗せていくにあたっての課題など、商品に付いてさらなるブラッシュアップを図ることが出来ました。また他地域のLFP事業者様との交流もでき、今後の活動のためのヒントや参考にしたい地域連携の在り方を学ばせていただきました。